Vol.312 肩書は地位や名誉ではなく責任

本日は

#312 肩書はミッションに対して責任を負うことを意味する

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

理事会を開催する会議室には、「理事とは地位でなく責任である」と大書しておきたい。非営利組織の理事の中には、昔地域病院の理事のポストがそうであったように、ミッションへの献身ゆえにではなく、名士のしるしとして理事になっていると思っている人がいる。しかし、非営利組織の理事であるということは、その非営利組織に対し、理事会に対し、ボランティアと有給のスタッフに対し、さらにはミッションに対し責任を負うことを意味する。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」

 「〇〇長」という地位や肩書がもてはやされる場面もありますが、実際は、人事は、ミッションに対する責任を表しています。名誉や形式的なものでは無いはずです。

 責任は、「~が出来なかったので責任をとって辞職します」というものではなく、組織からの期待に応える姿勢のことです。

 「〇〇長」が責任であるとしたら、もし、任されたとしたら、寄せられた期待の具体的内容を理解したくなります。理解して準備を始める。為すべきことは山のようにあるはずです。

 今日は肩書から、自分の責任を今一度具体的に言葉にしてみる日です。