Vol.253 中途退職を減らすための間違った方法
本日は
#253 「みなさんの成果は何だと思うか」を働く人に聞くところから始める
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
非営利組織は、あらゆる政策、決定、行動において、「ミッションの実現のプラスになるか」を考えなければならない。すべてを成果からスタートし、インサイド・アウトでなくアウトサイド・インで考えなければならない。
P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」
退職の理由は人によって様々あると思います。
組織の側としては「人が辞めていかないように」と居心地の良い環境を整える場合もあります。
それでも働く人の不満が減ることは無いとしたら?
働く人たちが考えている「自分達が行うべきこと」と、
実際に担当していることのギャップがあまりに大きいから、かもしれません。
組織として期待している成果とは違ったことを働く人は認識している可能性もある。
すべてを成果を起点に考え、「誰が」「何を」なすべきか、を整理して考えられれば
ひょっとしたら、「自分は、こう、思っていたけれども、組織全体から成果から見たら、なされるべきことをしていなかったのかもしれない」
ということもあるかもしれません。
成果を起点になされるべきことを決め、そのための仕組みをつくる。作り直すこと。
今日は、社員が担当している一つひとつの仕事の内容が果たして「なされるべきこと」か、
考えてみる日です。