Vol.236 接点は相手の関心事にある 

本日は

#236 人の関心と組織の期待

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

(非営利組織の資金源の開拓における)戦略とは、私たちがしてほしいと期待していることについて関心を向けてもらうための資源の使い方です。(中略)心臓病の危険のある五〇歳の人たちには心臓発作の予防の仕方を教えます。そして研究や教育の強化がもたらすであろう成果について情報を提供します。こうして、寄付をお願いする人に関係のあることと、それらの人たちができることについての情報を提供することになります。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」

働く人に対する組織の期待の内容は様々。期待の内容、つまり、貢献の中身のこと。

貢献に終わりはありません。

となると、今働いている人、これから働く人への期待に達成やゴールもありません。

 一方で、働く人の側にも、この組織で働く中での、関心事があります。働く人の関心と、組織からの期待が、重なり合わせれば、大きな成果につながります。

 報酬とは別の、働く人がこの組織で働くことを通じて手にいれたい物はなにか、それに対する関心の認識抜きにしては、成り立つのは難しいはずです。

 今日は、働く人の関心を知る行動を始めてみる日。